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断熱工法について

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少ないエネルギーで快適空間を

四季のはっきりとした日本では断熱工法がとても重要です。しっかりとした断熱工法が結露を予防し、防音効果や省エネにも繋がります。

断熱方法

外断熱 ネオマフォーム・アキレスボード等の板状の断熱材を構造躯体ごと包んでしまう工法
内断熱 現場吹きつけの発砲断熱材(水溶性)を内部側から施工し、躯体を外部化する工法

断熱工法の歴史

断熱方法に関しましては、戦後の住宅事情の流れを考えずにはいられません。総じて、うんちく話になりがちのこの分野は現在も発展途上であることは否めません。

まずはハウスメーカーの存在が大きく物を言いますが、先進国と言われる国で温帯~亜熱帯の地域にある国は我が日本国だけです。亜熱帯と書きましたが温暖化の影響で関東以西の地域をそう呼んでいるようです。また先進国というカテゴリーを語るつもりもないですが、先進国で亜熱帯に分布しているのは日本だけで、その日本という国の自然環境を考えると単純に欧米の技術を導入すればよいという事ではないようです。

日本の住宅で断熱をするようになったのは、そう古い話しではありません。欧米でグラスウールが開発され新しモノ好きな建築業界(主にハウスメーカー)は飛びつきました。・・・それから数年、唯でさえクレーム産業と言われていた業界に新たにクレームのタネが生まれたのです。

結露

輸入住宅

断熱に関して言えば、業界上げて結露との戦いと言っても過言ではないと思います。

結露による仕上げ材・下地材の傷みや構造への悪影響はもとより、お住まいのご家族にまで忍び寄る影。結露から始まるカビや有害微生物・害虫の恐ろしいくらいの繁殖力で快適だった日常生活が180度変わってしまいます。現代人の生活において、断熱を考えないでいるわけにはまいりませんが、一年を通じて四季を持ち雨季を持つ日本での断熱工法は単純に欧米の技術を導入すればよいという訳にはいかなかったようです。

I.R.H.と致しましては壁内(躯体内)断熱と外(躯体外)断熱の両者のどちらかをお選びいただければと思います。上記のふたつの工法に用いる断熱材は耐水性能がずば抜けており、水蒸気の影響を受けにくい材質です。さらに今現在の断熱工法の中では断熱性能も長期にわたり安定し、現場管理上も手抜きや手落ちが明らかになりやすいという点でも他の断熱工法よりも優れています。その上、通気層工法も合わせて導入し断熱材をより良い環境で保護するということも考えさえすれば、多くの結露による被害からご家族を守る事が可能です。

またどのような断熱・通気層工法(構造も同じく)を用いても一番大切なのは施工精度に他なりません。そのために導入すべきものとは工法以前に厳しい「第三者の目」と考えております。いわゆる第三者機関による検査に関しましては如何にI.R.H.であろうとも必要不可欠なものであると位置付けて考えております。第三者機関に関しましては、別のページでご紹介申し上げます。

断熱の重要性

断熱工法の選択肢に関しては上記の通りですが、どの部分を主に断熱するかも非常に重要です。I.R.H.では昔からの日本家屋から学ぶに屋根断熱こそが重要と考えております。最上階の天井裏だけに断熱材を置くのが一般的でしたが、真夏の直射日光の熱量は想像を絶するものです。昔の家屋は屋根材に萱や草や板(木)を葺いていました。それらが天然の断熱材であると知っていたのです。

最近はファッションでもありますが暑い時も寒い時も帽子を被っていらしゃる方々を街中でよく見かけます。帽子にはいろいろな役目もありますが、寒さ避け・暑さ対策も重要な役目のひとつですね。体温の出入りが一番激しい場所を覆って保護する・・・断熱と全く同じ発想です。

建築物の断熱において最も重要な部分はやはり地上に平行(それに近く)に作られた部分です。その屋根の断熱に関しては、オーバースペックと思うくらいの施工が必要であろうと考えます。どちらの断熱工法をお選び頂きましても屋根の部分の断熱に関しては、I.R.H.よりのご提案をお受け下さいます様お願い申し上げます。

本来日本における建築で、断熱材なるのもは用いるべきではないと思いますが、冷暖房は現代人にとって欠かせないものでもあります。そのランニングコストを極力下げる事も私共の役目と思っております。それ以上に中にお住いのご家族の快適な生活をお守りする事が、私たち建築業界に課せられた役目と存じます。

日本は美しい国です。その四季折々の表情の美しさも、しかしその四季が故に過酷なまでの建築環境から生まれた世界に類のない建築技術も世界に誇れるものを保有してきた国です。美しいが故に独特な環境は断熱材だけではなくすべての建材にとって苛酷なものでもあります。

この難題に関しましてはこれからも固定観念にとらわれずに前向きに取り組んでまいりますので、お客様からの情報も大歓迎です。

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計画換気・空調システムについて

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